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インバナー広告とは?動画広告の基礎知識

ここでは、インバナー広告の基礎知識を紹介します。インバナー動画広告の特徴や、メリット・デメリットをまとめて解説します。

インバナー動画広告とは

インバナー動画広告とは、ディスプレイ広告の枠に配信される、動画形式の広告です。インバナー広告は「インディスプレイ広告」と呼ばれることもあります。

ディスプレイ広告と同じ運用方法となっており、経験者であれば容易にターゲティングやリターゲティング設定ができるでしょう。インバナー広告の音声は、デフォルトでオフの状態です。動画サイトに関わらず、DSP経由で動画サイト以外の広告枠に動画広告を配信できます。

インリード広告・インストリーム広告との違い

インリード広告・インストリーム広告は、どちらも動画広告を配信する手法です。違いは、配信されるメディアの種類になります。

インリード広告は、メディアをスクロールした際に動画広告が配信される広告手法です。メディアのコンテンツを読み進めるうちに、適切な流れやタイミングで動画広告が表示されます。メディアのメインコンテンツと同じ場所に表示されるため、目に入りやすく見てもらえる可能性が高いのが特徴です。

インストリーム広告は、通常のバナー広告よりも大きく表示される広告を指します。アップロードされた動画に対して、再生前・途中・後に広告を挿入でき、大画面で商品やサービスの魅力を伝えることが可能です。音声や音楽も使いながら、商品の魅力をアピールできます。

インバナー動画広告のメリットは?

インバナー広告動画のメリットは、以下の通りです。

効率的に訴求できる

動画ならテキストや画像よりも情報を盛り込めるため、ディスプレイ広告よりも訴求力が高いのがメリットです。音声やBGM、デザインなどの要素を組み合わせながら、製品やサービスの魅力を的確に伝えられます。

動画を見ない層にもアピールできる

動画広告のリーチは、コンテンツの利用者に限定されるのが一般的です。しかし、インバナー動画広告なら、通常のWebサイトを閲覧しているユーザー、すなわち、動画を見ない層にもアピールできます。

Yahoo!ニュースなど、アクセス数の多いWebサイトへの表示もでき、ターゲット層の拡大や新規ユーザーの獲得も目指せます。

ユーザーにいい印象を与えやすい

動画の再生中に表示されるインストリーム広告は、動画の視聴を妨げるため、かえって悪い印象を与えてしまう恐れがあります。その点、インバナー動画広告はWebページの閲覧の邪魔をしないため、ユーザーにいい印象を与えやすいのが特徴です。

インバナー動画広告のデメリットは?

インバナー広告のデメリットは、コストがかかることです。配信費用は動画のファイルサイズによって異なります。しかし、静止画の広告と比較すると、制作コストが割高になりがちです。

また、運用費用も掛かることを考えると、インプレッション1,000回当りの費用は、静止画広告の数倍~数十倍になると考えたほうが良いでしょう。メリットの多いインバナー広告ですが、制作を依頼する際は、制作コスト・ランニングコストも踏まえたうえで運用を検討してください。

インバナー動画広告を利用する上でのポイント

インバナー動画広告を利用するには、以下のポイントを押さえておきましょう。

クリック率を高める工夫

ユーザーがどこをクリックすればよいのか分かりやすいように、バナーやテキストを組み合わせておきましょう。インバナー広告のクリック領域は、動画部分全てです。しかし、視聴者にはどこをクリックすればよいのか分かりにくく、クリックにつながらない可能性があります。

動画を見てもらうことが目標であれば必要ありませんが、クリックが目標なら、テキストやバナーを組み合わせて、アクションしやすい動画を制作してください。

配信メディアとジャンルの親和性を大切にする

インバナー広告の効果を高めるには、配信メディアとジャンルを統一させるのがポイントです。広告内容やデザインに適したメディアを選ぶことで、視聴完了率の向上を目指せます。すでにあるインバナー広告の視聴完了率が低い場合は、ジャンルの統一性を今一度検討してみましょう。

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【選定基準】2023年2月15日時点、Googleで「インタラクティブ動画」と検索した際に表示された全インタラクティブ動画プラットフォームを調査。Eコマースでの導入事例としてHPに成功事例の掲載が多かった順に3社選定。Tig(35事例掲載)、MIL(6事例掲載)、Firework(3事例掲載)
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